「自立神経失調症」と「うつ病」ココが違う

「自律神経失調症」と「うつ病」は睡眠障害・倦怠感・疲労感・頭痛・食欲不振・激しい動悸・微熱等の似たような症状が現れますが、羅漢の原因が全く違うので、治療方針も当然違います。

「自律神経失調症」は、自律神経のバランスを崩してしまうことによってホルモンバランスやさまざまな神経伝達に影響が出てしまう疾患です。それに対し、「うつ病」は神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの分泌量が減少することによって起こる心の病です。そのため、症状が似ているからといってこれらの病気を誤診されてしまったら、いくら薬を飲んでも症状は改善されずに悪化してしまう恐れがあります。

医学的に説明してしまいましたが、神経伝達物質について少し解説しましょう。セロトニンとは、幸せを感じる物質です。そしてアドレナリンは心拍数や血圧・血中濃度を上げる作用があり、交感神経が興奮した状態を作り出します。このアドレナリンの分泌量は増えすぎるのも問題ですが、減少してしまうと、体を動かす気力が無くなってしまいます。

セロトニンとアドレナリンの分泌量が減少するということは、幸せ感が減少し、行動する気力が失せてしまうということになってしまいます。つまり、焦りや不安感や絶望感が増し、気力が失せてしまったら無意識のうちに「死」という恐ろしい衝動に駆られてしまうこともあるのです。

これら精神的なマイナス衝動は「自律神経失調症」には現れませんので、これらの症状が少しでも感じられたら「うつ病」を疑って心療内科や精神科を受診しましょう。

どちらにしても日常の大きなストレスは、「自律神経失調症」でも「うつ病」に移行しやすいので気をつけましょう。

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